コラム マーケティング

【必見!】ビジネスのイメージアップには「コンセプトカラー」を取り入れよう

みなさん自分のサロン・ビジネスの「コンセプトカラー」ってありますか?

色彩心理学という言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、色は人の心理に大きく影響し、人に意思決定の60%は色が占めているとも言われています。

コンセプトカラーを取り入れることで、お客様に感覚的にサロンのイメージを印象つけることができます。

デザインする上で必ずお客様にコンセプトカラーを確認するのですが、はっきりと決めている人が少なくて、もったいない!となることが多いです。

多くの企業でコンセプトカラーを取り入れていますが、色によって与えるイメージは異なるので、「ただなんとなく好き」で決めずに、戦略的に色を決めていきましょう。

コンセプトカラー選びは色の持つイメージで決める

コカコーラは赤、ポカリスエットは青、JRは緑、、のように1色を決めて、徹底的に全てのデザインに使用することで、そのイメージが脳にインプットされ、色を見るだけでそのブランドを思い出すようになります。

女性のファンが多いティファニーブルーも色をブランディングに取り入れている企業の1つですよね。

ティファニーのもつエレガントで洗練されたイメージを表現したこの色は他のブランドにはない存在感があります。

Tiffany&Co.の公式インスタグラムより

ティファニーの文字が無くてもティファニーの画像ということがすぐにわかりますよね。色でブランドを想起することができます。

一般的に各色の持つイメージはこのように言われています。

持ってもらいたいイメージ、コンセプトに合わせて1色主役カラーを決めましょう。

色のトーンでも印象が変わる

コンセプトやイメージに合わせてコンセプトカラーを決めたら、次はトーン選び。

トーンとは明度と彩度を組み合わせた色の概念のこと。

参考:色カラー

このカラーチャートでは同じ色でもトーン(明度と彩度)が違うだけで、印象が全然違うことがわかります。

例えば同じ「ピンク」でもトーンが違うだけで、こんなに色が変化します。

色のトーンによって、若々しいイメージ、大人っぽいイメージ、、

全然違ってくるので、イメージに合わせてトーンも決めましょう♪

センス良くデザインするコツは3色ルール!

コンセプトカラーを決めたら、Webサイトやチラシ等で他の色も使う機会があると思います。

その時に、なんかダサい!とならないコツは色を3色に抑えること。

デザインの基本には、『70:25:5』で色の割合を配置するルールがあります。

ベースカラー

背景や余白の部分で、メインカラー・アクセントカラーを際立たせる役割の色。

白やグレー、黒など無彩色がベター。文字の読みやすさや全体のバランスで決める。

メインカラー

先ほど決めたコンセプトカラーがこの部分。全体の印象づけの役割がある。

アクセントカラー

ワンポイントで使用する部分。必ず無くてもいいが、どこか一部分強調したいところに使用すると効果的。

配色の割合は以上のようですが、きちんと測る、、そんな難しいことは考えなくて、ちょっと引いて見たときの感覚でOK。

なんとなくメインカラーが多すぎるな、、とか、余白があったほうがいいな。など意識するだけでも変わります。

3色に悩んだときは「配色アイデア手帖」がおすすめです♪

配色アイデア手帖

どんな色の組み合わせがあるのか、色のイメージなど例がたくさん載っています!

デザインだけでなくインテリアやディスプレイなどにも応用できますよ

また、色を決めた時は、CMYK(印刷用のカラー表現)、RGB(ディスプレイ用のカラー表現)をメモしておくと、名刺などの印刷物、ホームページやバナーなどで同じ色を使用することができます。

集客できるコンセプトカラーを決めよう!

今回は「色」について解説しましたが、自分の「好き」も忘れずに!どんなにイメージに合わせようとしても自分が好きになれなかったら意味がありません。

また、サロンや店舗を経営している方は、そのサロンのインテリアや壁の色、家具の色もコンセプトカラーを意識して揃えるのがおすすめです!

ホームページの世界観が良くて予約したのに、サロンはイメージが違った!となったら、リピーターにはなってくれません。顧客のファンになってもらう世界観作りは色の統一からですよ。

-コラム, マーケティング
-, , , ,