デザイナーをやっていると、恐れ多くも「センスの良い人」と言っていただけることが多いです。
インスタグラムでもセンスが良いね!と褒められることが度々あります。
ですが悲しいことに、私はもともと持っているセンスはありません。
今褒めていただけるセンスと言うものは、 全て知識と経験によって身につけました。
センスを生まれ持って身につけている方はほんの一握り。
誰でもセンスは磨けます!デザイナーである私が実際に行なっているセンスの磨き方を紹介しますね♪
こんにちは。
写真とデザインとことばで世界観をカタチにする
世界観クリエイターAsamiです。
センスはデザイナーだけでなく、誰もが持つべきスキル。
モノと情報が溢れて、技術やスキルに大きな差がなくなってきている現代では、
センスの良さ、センスで人々を魅了することが長くビジネスを行なっていく秘訣だと思っています。
センスは生まれ持った才能ではない
よく、私にはセンスがないから、、と言われる方が多いですが、
センスは学んで身に着けるものです。 そもそもセンスとは、
簡単に言うと、センスとは「TPOを判断でき、物事を最適に表現すること」だと思います。
パーティーではセンスの良い美しいドレスを、登山に着てきたらどんなに素敵なドレスでもセンスが良いとは言えません。
凄腕のコンサルティングはデザインの技術はないですが、売れる導線やレイアウト、イメージ別のフォントの使い方を研究し、実践しているので、デザイナーに「こうしてほしい」と依頼することができます。売れるデザインセンスがあると言えますよね。
子ども向けの教材に明朝体のモノクロデザインを使用していたらセンスはありません。
このようにセンスは数値的な物差しはなく、感覚的なのものですが、
求められている時・場所・場面に合わせて、最適に判断し、表現することと言えます。
センスが必要な理由
センスは物事を判断し最適に表現することとお話しましたが、
ビジネスでは判断と行動、そして表現(宣伝)の繰り返しです。
時代の流れを読み、今何が求められているのか判断する。
そして自分のサービスをいつどんな人にどのように表現していくかで差が出てきます。
モノと情報に溢れた現代、技術や能力に大きな差が無くなってきていて、
消費者も何を基準に判断すれば良いかわからなくなってきている時代。
センスの良さが選択の基準になっていくと思います。
センスの磨き方
センスはどうやって磨いていけば良いのでしょうか。
まず知識の蓄積(インプット)から始まります。
自分の分野で良いと言われているもの、 悪いと言われているもの、それがなぜ世の中で良い、
悪いと言われているのかその基準を知ります。
服の知識が無いのに、ファッションコーディネーターはできませんし、 食の知識が無いのに、お料理教室は開けませんよね。
私もデザイナーになった時に、世の中にある多くの作品を観なさいと言われました。
そこで良く使用しているのがPintarestです。
Pintarestはボードに好きな画像を「ピン」していくことで、
自分の好きなオリジナルのギャラリーを作っていくことができるサービスです。
国内だけでなく、英語検索を行えば、海外のイメージ画像も保存できるのと、
カテゴリー別に保存できるので、見たい時に見たいボードだけをみることができます。
店舗のイメージやペルソナが好きなイメージボードなどを 視覚でインプットできるのでおすすめです!
デザインを考える時も必ずイメージボードを作って、
今世の中にあるデザインを学び、その中でその人の世界観をどう表現していくかをアウトプットしていきます。
旅先で写真を取る時も、カメラの撮影技術の知識はもちろん、
インスタグラムやPintarestでの情報収集してどんな角度でどんな写真が 撮られているか、
どんな写真に興味が持たれているかインプットして 自分らしい写真を表現しています。
文章による知識と視覚(画像)による知識の収集は記憶にも残りやすいのでおすすめです!
そして、知識のインプットでは好き嫌いを無くし、客観視することが重要です。
好き嫌いはもちろん大事ですが、知識が狭まり、偏った判断になることも。
好き嫌いではなく、求められている場所、人、場面を想定して知識をインプットすることで、
新たな発見や新しい閃きが生まれるきっかけになります。
その得た知識に、自分の好きや得意を掛け合わせてオリジナルの表現をしていきましょう!
そして得た知識は必ずアウトプットすること。
インスタグラムやブログで表現することで、自分の表現を俯瞰的にみることができますし、
周りの反応でアップデートすることも可能です。
まとめ
センスは感覚的なもので表現が難しいものですが、
誰でも磨くことができる、そしてセンスを磨き、
表現することで 情報社会で埋もれず、ステップアップすることができます。